海外生活で自分の意見を主張する大切さを知った彼女は、帰国後、変化を好まない
大企業の風土を肌で感じた。大企業に就職すれば安泰とは言えない時代。
むしろ、自分のアイデアをカタチにしていくには、小回りの利くちいさな企業がいいのかもしれない。

JAPATRU DIVE 01

入大学卒業後、オーストラリアへ飛びました。とはいえ遊んでいたわけではなく、現地のカフェで働いて生計を立てていました。語学を習得しメンタルも鍛えられオーストラリアも大好きだったのですが、どうしても日本食が恋しくなって2年半で帰国しました(笑)そして帰国後に入社したのが、前職の会社です。ジャパントラストと同業界で規模も大きかったのですが、それゆえに意見が通りにくく変化を感じられなかったんです。そこで出会ったのがジャパントラストでした。面接で応募の動機を聞かれ、「規模のちいさな会社のほうが自分の意見を通しやすい」という話をしたら、面接の終わりに「あなたは採用です」と言っていただけました。会社としても面接で内定を出すのは前代未聞のことだったそうです。他の業界の会社にも応募はしたのですが、やはり自分の経験を活かせますし、ちいさな会社のほうが自由に自分らしく働けると思い入社を決めました。私は職場の人と仲良くしたい性格なので、面接で聞いた「みんなでカラオケやランチへよく行きます」という話も私に合っていると思いました。

JAPATRU DIVE 02

私はいま内勤営業として、外勤の営業から荷主であるお客様のご要望を聞き見積書を作成するという仕事を担当しています。一口に見積書と言っても、お客様によってご要望はさまざま。価格重視なのかスケジュール優先なのかを確かめ、最適な船社を選んで金額を算出することが求められます。私が接するのは外勤営業とお客様と船社の三者。ほぼすべてのやりとりを電話で行うため、抜け漏れがないように聞き方、伝え方に工夫が必要です。大変なのは案件ごとの進捗管理。三者とのやりとりを何件も同時に進行するため、各案件がどこまで進んでいたかを混同してしまいそうになるからです。過去には失敗したこともありましたが、その経験を糧に対策を講じ、現在は正確に進めることができています。船積み中などにトラブルが発生すると現地の代理店とやりとりをすることになるため、留学経験が活きています。ジャパントラストは、新人でも大きな仕事をまかせたり、意見を求めたりする会社。「個を強くする」ことを重視しているからです。時には提案が却下されることもありますが、「もっとすごい提案してやるぞ」と逆に燃えるんです。

JAPATRU DIVE 03

ジャパントラストのいいところは、若い人が多くみんな仲がいいこと。いわゆる「お局(つぼね)」もいないし派閥もない。人間関係で悩むことはありません。今の目標は、早く一人前になって後輩を持つことですね。今、内定者がアルバイトに来ているのですが、ひとりずつ担当がついて仕事を教えたりアドバイスをしたり、フォローしたり。それがすごく楽しいんです。きっと自分に向いているんだろうなぁと思います。早く上司になって人を育てたいですね。理想は今の私の上司である長谷川さん。長谷川さんはバリバリ仕事をしながら家庭も大切にされているスーパーウーマン。みんなから頼られて会社からも評価されていて、私が理想とする女性です。仕事と家庭を両立するためには早く帰らないといけませんが、それだけは誰にも負けません。当社のオフィスではPCに「勤務中」「会議中」などのプレートを立てて自分の状態を知らせることになっているのですが、私のプレートはいつも「定時で帰ります」(笑)。効率よく仕事を進めることを心がけ、仕事とプライベートのメリハリを大切にしています。

学生にひとこと

会社をみることも大事ですが、まずは自分自身がどういう人間なのかを知ること、
自己分析が大切だと思います。
例えば、人に合わせられる人なのか、自分の道を進んでいきたい人なのか。
他の人に合う会社でも、自分に合うとは限らないので、いろいろな人から話を聞いて、
より自分に合った会社から「選ばれる人」になることが一番大事だと思いますよ。