メキシコ向け輸送サービス

メキシコという国
メキシコという国
メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家である。北にアメリカ合衆国と、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。公用語はスペイン語。総人口は約1億2千万人だが、今後は減少すると予測されている。スペイン語圏においては最も人口の多い国である。面積は日本の国土の約五倍195万平方キロメートル。国名のメキシコは、独立戦争の最中の1821年に決定したものであり、アステカの言語ナワトル語(nāhuatl)で、「メシトリの地」という意味。メシトリ(メヒクトリとも表記される)は、アステカ族の守護神であり、太陽と戦いと狩猟の神であるウィツィロポチトリの別名で、「神に選ばれし者」という意味がある。アステカで最も信仰されたこの神の名に、場所を表す接尾語「コ」をつけて、この地における国家の独立と繁栄に対する願いを込めた。 なお「合衆国」という政体を示す名称について、同じ合衆国を名乗るアメリカ合衆国が強大に過ぎ、場合によっては「合衆国 (the United States)」を表す言葉だけでアメリカ合衆国を指すことも少なくない。そのせいでメキシコがアメリカの弟分に見られてしまうとの不満がメキシコ国民の一部には存在し、国名を単なる「メキシコ」に変更する動きがある。この意識は、19世紀末、米墨戦争の敗戦直後から特に見られるようになり、長年、メキシコ内で議論が繰り返されている。 2023年のメキシコの名目GDPは1兆7,888億ドルで世界で第12位である。韓国とほぼ同じ経済規模であり、ラテンアメリカではブラジルに次いで2位である。一人当たりのGDPでは13,804ドルとなり、世界平均を若干上回る。メルコスールと南米共同体のオブザーバーであり、経済協力開発機構 (OECD) 、アジア太平洋経済協力 (APEC) 、北米自由貿易協定 (NAFTA) の加盟国でもある。 カリブ海沿岸地域を中心にして油田が多く、第二次世界大戦頃より国営石油会社のペメックスを中心とした石油が大きな外貨獲得源になっている他、銀やオパールの産地としても古くから世界的に有名である。他にも水産業や観光業、製塩やビールなどが大きな外貨獲得源になっている。また、20世紀前半より工業化が進んでおり、自動車や製鉄、家電製品の生産などが盛んである。主な貿易相手国はアメリカ、カナダ、日本、スペインなど。 特に1994年1月1日に北米自由貿易協定 (NAFTA) が発効した後は、その安価な労働力を生かしてアメリカやカナダ向けの自動車や家電製品の生産が増加している。しかし、その反面経済の対米依存度が以前にもまして増えたため、NAFTA加盟国以外との経済連携を進めており、2004年9月17日には日本との間で、関税・非関税障壁の除去・低減や最恵国待遇の付与を含む包括的経済連携「日本・メキシコ経済連携協定」について正式に合意した。2008年1月から北米自由貿易協定のもとで全農作物が完全輸入自由化、つまり、最後まで残っていたトウモロコシなど農作物の関税がすべて撤廃された。
日本発メキシコ向け貨物海上輸送
海上輸送
MANZANILLO
(直行サービス/YOKOHAMA想定)
約14日
MANZANILLO(アジア港T/S) 約35~45日
主な利用船社 ONE, Cosco, CMA, Hamburg Süd,
MSC, EVERGREEN, YANGMING, WANHAI, APL, MAERSK 等
主要港 ENSENADA、LAZARO CARDENAS、ALTAMIRA、VELACRUZ 等
メキシコ主要港
メキシコにおける課題
メキシコの輸入事情
MANZANILLO港を例に取りますと、現在輸入貨物の通関には通常5-7日間ほどを要しております。 また、米国同様にメキシコにも24時間ルール(AMS)が存在します。申請のルールが守られない場合は高額なペナルティが存在します。
メキシコでの輸入の流れ
本船より荷卸し-CY搬入 およそ1日
プレビオ(通関事前検査) 2~3日
プレビオ専用CYにて実施(シール開封後検査)、その後“通関業者コンテナシール”を施す
 ↓
申告書類(ペディメント)を税関へ提出、関税を納付
通関本検査 2~3日
X線検査が行われ、ゲートに設置された信号機によって二つのランダムチェックが入ります。

  ↓※検査基準は完全に非公開となっております。

赤信号の場合は開封検査が実施されます。
全て貨物が港で通関手続が実施されるわけではなく、内陸へトランジットを行い保税地域で通関手続きを行うことが可能。
輸入コンテナの通関・搬出までのフロー
メキシコ 輸入コンテナの通関・搬出までのフロー
外資に対する優遇措置
1994以降、新たな外資企業を積極的に受け入れてきたメキシコには生産促進の観点から輸出入に関するいくつかの優遇措置が存在します。
マキラドーラプログラム 外国企業がメキシコ国内で工場を運営する際の輸入関税や付加価値税を軽減・免除される政策
PITEX 輸出向け製品の生産に必要な原材料や部品を一時的に無関税で輸入することを許可する制度
IMMEX 上記、双方を統合
PROSEC 関税減免 ※メキシコ居住の製造業の部材・設備機械導入の優遇措置
メキシコの企業税制(2024年)
連邦税
法人税 30%
個人所得税(ISR) 日本人駐在員(一般的な水準)の場合、所得額に応じて、概ね30%、32%、34%
※付加価値税 (IVA) 16%(国境地帯で適用されていた11%の税率は2014年に廃止)
州税・市町村税
給与税(州) 大半の州で従業員給与総額2%、メキシコシティ2.5%
メキシコにおける課題
メキシコでは、輸出入の通関手続は必ず通関業者が行うことになっている。(荷主が自ら通関手続を行うことは出来ない)
→外国人には通関士の免許が与えられないことを受けて、荷主側(特に日系のお客様)からは諸手続費用が高額、通関の所要時間が長い、通関電子申告が進まないなどの不満の声が聞かれる。
メキシコにおけるTHC。これは使用するCARRIERによって費用が異なります。CONSIGNEE様が負担する場合は日本側では中々見えてこない費用です。無作為に海上費用が安い船社へ積載を行ったものの、THCが足されると全体的な物流コストが高額となってしまったケースも少なくはありません。
MANZANILLOではDEMURRAGEという概念がなく、変わりにFREE TERMINAL STORAGE 7daysが与えられます。メキシコで言うFREETIMEはDETENTIONのことを指し、通常船社より与えられる期間は7daysほどである。
$1,000-/per CONかかるコンテナデポ費用。メキシコでは貨物の引取時、船社へ記載のデポジット金額を入金しコンテナをPICKします。
連絡先
ジャパントラスト株式会社
メキシコ営業事務所
JAPAN TRUST REPRESENTIVE MEXICO SALES OFFICE
(HANKYU HANSHIN EXPRESS México S. A. de C.V.内)
Bodega T ubicada en Circuito Santa Fe No. 189,
Parque Industrial "Santa Fe III" del Municipio de Silao de la Victoria, Guanajuato C.P. 36275
TEL : +52 (472) 748 9402
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