貿易用語集

ドラム・バッファー・ロープ

ボトルネックとなる工程に注目し、生産スケジュールを最適化するための手法『ドラム』とは生産計画での資材調達計画や生産開始の指示のタイミングで、全体の生産計画をボトルネックとなる最も遅い工程から考える。『ロープ』とは、資材調達など上流の工程を最も遅い後工程の進捗と同期する仕組みである。『行列が広がる』とは、その工程間の在庫が増大することであり、逆に『前の人にぶつかる』とは前工程から来る仕掛の在庫がなくなり工程が停まることである。全体の進むスピードは最も遅い工程に同期しているため、もしも他の工程が一時的に止まってもロスは取り戻せるが、最も遅い工程を止めてしまうとロスした時間は取り戻せない。そのため、最も遅い工程の次の工程に待たされることの無いよう『バッファ』をもたせることが必要である。

INDEX
0-9 0-9
A-D A B C D
E-H E F G H
I-L I J K L
M-P M N O P
Q-T Q R S T
U-Z U V W X Y Z
あ-な 
は-わ 

お役立ち資料テキストダウンロード

ページトップへ